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2023統一自治体選挙を終えて(談話)

2023年4月24日
社会民主党埼玉県連合

 4月9日投・開票の埼玉県議選・さいたま市議選、4月23日投・開票の市・町議選が終了しました。

 社会民主党埼玉県連合では、埼玉県議選 には公認候補の擁立ができなかったものの、東8区(越谷市)、東12区(吉川市・松伏町)において、「憲法を守り、市民生活向上を優先し、軍拡大増税を許さない活動」を共に進めることのできる候補者を推薦して闘いました。

 結果は、東8区で候補となった越谷市民ネットの「辻浩司」が前回よりも4,000票近く得票を伸ばし、主要政党に伍して4位で当選しました。東12区で推薦した吉川市民ネットの「岩田京子」は自民党候補との一騎打ちとなり、その差263票と迫りましたが惜敗しました。

 県議選は51選挙区中16選挙区・23人が無投票当選であり、うち10選挙区が1人区です。投票率が34.92%と全国最下位であったことを考えると、選挙区見直しなどが必要といえます。社民党としては公認候補者の擁立が課題となっています。

 政令市である さいたま市議選 には、岩槻区で公認の「佐藤征治郎」が立候補し5,176票を獲得して3位当選を果たしました。佐藤征治郎は高齢を懸念されましたが、岩槻市長などを歴任し知名度・政治経験は抜群であり『エイジフリーの代表格』と信頼を集め当選しました。社民党の主張を最も強く体現した候補であり、戦争を拒否し市民生活を大切にする代表として4年間の活躍を党としても期待し、全力で支えていきます。

 後半戦の 市町議選 には公認3人が立候補しました。川越市で現職の「高橋剛」(6期)、鴻巣市の新人「西尾綾子」、毛呂山町で現職の「岡野勉」(7期)が闘いました。また、新社会党との相互推薦によって、東松山市の現職「村田文一」候補、横瀬町の現職「若林清平」候補をそれぞれ推薦しました。若林候補は定数立候補で告示日の18日に無投票当選となりました。

 選挙となった4人はそれぞれ、高橋剛(2064票・30位/36)、西尾綾子(1884 票、7位/24)、岡野勉(1063票、5位/14)で当選しました。村田文一候補は(942票、次点)で苦杯をなめました。鴻巣市議となった「西尾綾子」は新人ながらこれまでの活動経験から即戦力として期待されています。

 それぞれの候補者と後援会、地元有権者、党員の皆さまの選挙前からの必死の活動により当選を勝ち取れたと感謝いたします。

 社民党埼玉県連合と当選者は有権者の負託にこたえ、「がんこに平和・くらしが一番」を合言葉に、平和な社会の構築と市民生活の向上を目指して、訴えた政策を全力で実現することを改めてお約束いたします。